予防医学について
予防医学は、病気の予防、健康維持、健康増進などを目指します。年寄になって寝たきりにならないために、また元気で仕事や生活を続けるために、いろんな取り組みをします。病気になって早く治すより、病気にならない身体作りをします。高齢化社会になって、予防医学は益々重要になっています。
糖尿病の予防
糖尿病の予防は、食事内容と運動です。食事は、すべての疾患や病気、健康維持に重要な要素です。とくに糖尿病は、高カロリーの食事や食べ過ぎなどに注意をします。また、栄養のバランスも大切です。糖尿病を予防するには、摂取エネルギーを抑え、1日3食を規則正しく摂る習慣も大切です。食物繊維を充分にとると、血糖値の上昇が穏やかになります。
糖尿病の予防には運動も大切です。運動によって余分な糖分やカロリーを消費し、血糖値を下げやすくします。また食後の運動は、食べた後すぐは避けて、食後30分から1時間たってから運動をします。食事の後は、この時間帯で血糖値が一番高くなります。運動を毎日続けることで、余分な内臓脂肪を減らすことができます。
高血圧の予防
高血圧の予防には、減塩食が薦められています。体内の塩分が多くなると、余分な塩分を排出するためにカルシウムが増えます。カルシウムが増えると、血管が収縮し血圧が高くなります。塩分摂取の目安は、1日6g未満とします。通常の食事、とくに外食や加工食品などは、塩分が目標の倍以上にもなります。また、食パンやうどんにも塩分が含まれていますので、ごはんを主食にし、家庭で塩分控えめの食事にします。
脳梗塞の予防
脳梗塞の予防は、血栓を作らないことです。そのためには、脂質を減らすことが大切で、ダイエットにも有効な有酸素運動が薦められます。有酸素運動は、血圧、血糖、コレステロール値を下げ、脂肪を燃焼します。また高血圧も要因となりますので、塩分なども控えます。さらに暑い季節や汗をかいた後は、血液がドロドロとなり、血流が悪くなりますので、充分に水分を取るようにします。運動の後や風呂上りの後にも水分補給を忘れないようにします。また、禁煙も薦められています。
がんの予防
がんの予防は、いろんな要素が挙げられます。食事の内容、適度な運動、ストレスの解消などです。食事では、塩分を控えるようにします。塩分は、加工食品やうどん、パンなどにも多く含まれていますので、注意が必要です。また新鮮な野菜や食物繊維を多く摂るようにします。熱い食べ物や飲み物も控えましょう。さらに、タバコを吸っている人は禁煙をしましょう。喫煙は、がんだけではなくいろんな生活習慣病の要因といわれています。